2017年3月23日 20:04 | 無料公開
徳島県や同県鳴門市などでつくるコウノトリ定着推進連絡協議会は23日、鳴門市で記者会見し、同市内でふ化したとみられていた国の特別天然記念物コウノトリのひな1羽を確認したと明らかにした。順調に育てば、5月下旬にも巣立つ予定。 2015年に兵庫県豊岡市周辺から鳴門市に飛来し、野外で巣作りをしていたペアの卵がふ化したと推定されると、22日に発表していた。 協議会によると、調査チームが23日午後に撮影した映像と目視で、胸から上とみられる部分が確かめられた。現場で観察を続けている人からは「複数のひなが見えた」との声も出ているという。