バレー男子コーチに元仏代表監督 ブラン氏、東京五輪に向け再建 

 今春から中垣内祐一新監督が率いるバレーボール男子日本代表のコーチに、元フランス代表監督のフィリップ・ブラン氏(56)が就任することが22日、分かった。海外の強豪で代表監督経験のある指導者を招くのは初めて。開催国枠での出場が確実な2020年東京五輪に向け、2大会連続で五輪出場を逃したチーム再建の一翼を担う。

 男子代表は12年ロンドン五輪後、代表監督経験のない日系米国人のゲーリー・サトウ監督が率いたが、1年で退任した。

 ブラン氏は04年アテネ五輪でフランスを率いた。ポーランドのコーチとしては14年世界選手権優勝、16年リオデジャネイロ五輪5位に貢献した。


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