韓国の朴前大統領が検察に出頭 収賄容疑で取り調べ 

朴槿恵前大統領のソウル中央地検への出頭を前に、自宅周辺で警備にあたる警察官=21日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】韓国の朴槿恵前大統領(65)は21日、ソウル中央地検に出頭した。地検は朴氏が親友の崔順実被告と共謀し、サムスングループから巨額の賄賂を受け取ったとの収賄容疑などで取り調べる。朴氏は憲法裁判所に罷免され不起訴特権を失っており、少なくとも在宅起訴は免れない見通しで、逮捕も現実味を帯びている。朴氏は報道陣に「国民の皆さまに申し訳なく思う。誠実に取り調べに臨む」と述べ、庁舎内に入った。

 1987年に改正された現行憲法下で検察に出頭を求められた大統領経験者は4人目。


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