原発にロボット投入、画像を公開 福島第1、1号機調査 

コの字形に変形して福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部を走行するロボット=18日(国際廃炉研究開発機構提供)

 東京電力は18日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器内部に、線量計とカメラを搭載した自走式ロボットを投入した。計5カ所の調査ポイントのうち、1カ所で放射線量の測定などを行い、走行中のロボットの画像を公開した。

 画像には、格納容器の貫通部から投入した棒状のロボットが格子状の作業用足場に到達した様子や、その後、コの字形に変形して足場の上を走行する様子が撮影されている。東電は、18日にロボットが調べた場所の画像や放射線量を、19日に公表するとしている。


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