2017年3月17日 12:41 | 無料公開
東京電力福島第1原発事故で国が直轄で実施している福島県浪江町の農地除染を巡る不正で、1次下請け業者が、ある農地で発生した除染土の袋が想定より少ないと考え、近くの別の農地で環境省の指示より土を余分に取り除くよう2次下請け業者に指示していたことが17日、環境省への取材で分かった。袋数のつじつまを合わせようと、除染土の発生場所を虚偽報告したとみられる。 環境省によると、虚偽報告をした除染土は177袋分だった。