8千ベクレル以下の汚泥、千葉へ 新潟で発生 

 東京電力福島第1原発事故後に発生した放射性廃棄物のうち、国が通常の埋め立て処分を認める放射性セシウム濃度が1キログラム当たり8千ベクレル以下の汚泥について、保管している新潟市など新潟県内の5市と二つの水道企業団が千葉県などに搬出予定であることが14日、分かった。

 新潟市などによると、汚泥は飲料水を作る過程で発生。現在、計約2万4700トンを浄水場や取水場で保管している。新潟県内の処分場は残容量が不足しているため、2017年度から千葉県など2カ所に搬出するという。ほかの1カ所は未定。


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