2017年3月14日 17:36 | 無料公開
大阪市北区の高層マンションで2014年7月、交際相手の女性の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われた元会社役員井本洋一被告(38)の裁判員裁判で、大阪地裁は14日、懲役9年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。 被告は「突然手をかまれ、失神させるためにブラジリアン柔術の絞め技をかけた」と殺意を否定。橋本一裁判長は判決理由で、被害者の行動が危険ドラッグの影響で異常だった可能性はあるとした上で「絞め始めは殺そうと思っていなかったが、途中から死んでも構わないという心理状態だった」と殺意を認定した。