立川の食中毒、給食原因と断定 小学校7校、千人超に症状 

 東京都立川市の小学校7校で給食を食べた児童らが食中毒の症状を訴えた問題で、都は24日、同市の給食センターが調理した給食による集団食中毒と断定し、3日間の供給停止処分とした。原因食材は不明としている。

 市によると、嘔吐や腹痛を訴えた児童と教職員は24日正午時点で計1098人。入院していた児童は計9人だったが、既に全員が退院した。給食センターは3月3日までの予定で業務を自粛するという。

 都の調査では、これまでに40人の検便からノロウイルスを検出。調理従事者や、保管食材からはウイルスが検出されていないが、児童らが同じメニューを食べていることから判断した。


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