民進、典範改正案を策定へ 退位特別法の政権けん制 

 民進党が天皇陛下の退位の法整備を巡り、恒久制度化のための皇室典範改正案の策定作業に入ったことが分かった。国会に提出するかどうかは決めていない。党関係者が23日、明らかにした。政府、与党は一代限定の特別法を検討しており、独自法案の作成で政権をけん制し、党の主張を反映させる狙いもあるとみられる。党皇位検討委員会のメンバーが中心となり作業を進めている。

 党関係者によると、皇位継承について定めた典範4条と、皇族の範囲を規定した5条の改正が柱。


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