飲酒運転の死亡、発生率は8倍超 16年の事故213件、警察庁 

 2016年の飲酒運転による死亡事故は213件だったことが23日、警察庁のまとめで分かった、前年より12件増え、死者は221人。飲酒運転をした場合の死亡事故発生率は、それ以外の場合の8倍以上で、危険性を改めて示した。詳細な分析は約10年ぶり。

 統計は1990年からあり、ピークは93年の1480件。罰則強化などの影響により大幅に減少したが、08年ごろからは横ばい状態が続き、担当者は「いまだに『これくらいなら大丈夫』と飲酒運転する人がおり、取り締まりを厳しくしたい」と話している。


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