米副大統領会見で誤った国旗 EU本部、星51個 

20日、ベルギー・ブリュッセルのEU本部の記者会見室に映し出された誤った米国旗とペンス米副大統領(左)。右はトゥスクEU大統領(共同)

 【ブリュッセル共同】ペンス米副大統領がトランプ政権高官としてブリュッセルの欧州連合(EU)本部を初訪問した20日に行った記者会見の際、背景に映された米国旗は星が51個並ぶ誤った旗だったことが話題になっている。星は本来、米国の州の数を示す50個。

 EUは英国の離脱を支持するトランプ大統領の姿勢に不満を抱いてきたが、EUの報道官は22日、共同通信に「何か裏がある話ではない。技術的ミス」と話した。

 記者会見室の壁のディスプレーに現れた数枚の米国旗はいずれも、星9個が3列、星8個が3列の奇妙な星条旗。建国当初の州の数を示す横しまは13本で、こちらは正しかった。


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