2017年2月22日 13:19 | 無料公開
いじめ問題で、大津市教育委員会に報告書の公表を申し入れる代理人弁護士（左）＝２２日午後、大津市
大津市立小の４年生だった男児（１１）がいじめを訴えて不登校になり、学校対応の不備を批判する第三者委員会の調査報告書を市教育委員会が非公表としていた問題を受け、市教委が被害者側からの要望があれば、今後は公表する方針を決めたことが２２日、市教委への取材で分かった。
市教委はこれまで、個人情報やプライバシー保護の観点から報告書は原則非公表としていたが、対応を一転させた。男児の家族の代理人弁護士は同日市教委に対し、公表を求める申し入れ書を正式に提出した。この報告書も公表される見通しとなった。
