シリア首都空爆7人死亡 政権側、協議前に圧力か 

 【カイロ共同】シリア人権監視団(英国)によると、シリアの首都ダマスカス北東部の反体制派地域に20日、空爆があり、女性や子どもを含む少なくとも7人が死亡、12人以上が負傷した。アサド政権軍側による攻撃とみられる。

 政権側と反体制派側は23日からジュネーブで再開される国連主導の和平協議に参加する方針。監視団によると、政権軍側はここ数日、反体制派地域への攻勢を強めており、和平協議前に圧力をかける狙いがありそうだ。

 反体制派側は強く反発しており、協議に悪影響を与える可能性がある。


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