仏大統領、トランプ氏批判 「自国の利益も危機に」 

 【パリ共同】フランスのオランド大統領は20日、トランプ米大統領の移民制限や保護貿易主義について「欧州だけでなく、自国の利益も危機にさらしている」と強く批判した。スペイン南部マラガで同国のラホイ首相と会談後の共同記者会見で語った。

 オランド氏は「自国中心の指導者は移民受け入れを減らし、貿易を減らし、ついには国内の投資や雇用まで損なう」と指摘。「欧州は米国やロシアの大統領に倣ってはならない」と強調した。


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