看護師襲撃は「手術失敗の報復」 暴力団工藤会の事件に検察

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 特定危険指定暴力団工藤会(北九州市)が起こしたとされる一連の事件のうち、元警部銃撃、歯科医襲撃、女性看護師襲撃の3事件で組織犯罪処罰法違反(組織的な殺人未遂)などの罪に問われた元組幹部中田好信被告(41)は20日、福岡地裁(丸田顕裁判長)の初公判で、工藤会上層部との共謀を否定した。

 看護師襲撃の審理は初めて。検察側の冒頭陳述によると、工藤会トップの野村悟被告(70)は2012年8月、美容整形クリニックで下腹部の整形手術を受け、看護師が処置などを担当した。だが術後の状態が悪く、検察側は「野村被告が手術の失敗を逆恨みした組織的な報復事件」と主張した。