アパートで89歳男性殺害 東京・調布、捜査本部設置 

 16日午前11時半ごろ、東京都調布市国領町の都営アパート1階の一室で、この部屋に1人で住む無職山本一夫さん(89)が顔から血を流して倒れているのをホームヘルパーの20代の女性が発見した。山本さんはその場で死亡が確認された。警視庁は現場の状況などから殺害されたと断定、調布署に捜査本部を設置した。

 捜査本部によると、山本さんは和室のベッドで布団を頭までかぶった状態であおむけに倒れていた。検視の結果、死因は不明だったが、顔の左側を中心に鈍器や拳で殴られたような痕が数十カ所あり、顎と鼻の骨が折れていた。顔や首の右側、両手の甲には数カ所の刺し傷もあった。


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