六ケ所村ウラン工場のダクト腐食 複数箇所、日本原燃が確認 

 日本原燃は14日、ウラン濃縮工場(青森県六ケ所村)の排気ダクトで複数箇所の腐食が見つかったと発表した。放射性物質の漏れや外部への影響はないと説明している。

 原燃によると腐食は最大で直径約2センチで、既にアルミテープで応急処置をした。今後補修する。

 ダクトは鋼板でできており、亜鉛でメッキされている。遠心分離機を使ってウランを濃縮する建屋の天井裏にあり、フィルターで放射性物質を取り除いた後の空気を外部に排出する。このダクトは定期検査の対象外という。


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