2017年1月23日 12:41 | 無料公開
記者会見する韓国大統領権限代行を務める黄教安首相=23日、ソウル(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国の大統領権限代行を務める黄教安首相は23日、釜山の日本総領事館前に従軍慰安婦被害を象徴する少女像が設置された問題について「韓日関係の未来のためにどう解決するか、政府も知恵を絞ることが必要だ」と述べた。ただし、具体策は挙げなかった。
ソウルの政府庁舎で記者会見した。黄氏は民間団体が像を設置したことから「あれこれ言うのは難しい」とする一方、日韓間の重大な懸案だとして「もう少し時間が必要だが、必ず克服できるよう努める」とも述べた。
次期大統領選で保守系有力候補の潘基文・前国連事務総長の人気が上がらない中、保守派からは黄氏の待望論も出ている。