仏左派アモン、バルス両氏決選へ 大統領選に向け予備選 

ブノワ・アモン前国民教育相=22日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】4~5月のフランス大統領選(2回投票制)へ向け、社会党など左派の統一候補を選出する予備選第1回投票が22日、即日開票され、選挙管理事務局は同日夜、開票率80%の暫定集票結果として、ブノワ・アモン前国民教育相(49)が得票率約36%で1位、マニュエル・バルス前首相(54)が同31%で2位と発表した。両候補は29日の決選投票への進出が確実となった。

 党内左派のアモン氏は現職オランド大統領の下、2014年4月に国民教育相に就任したが、同8月に離任。

 バルス氏は、出馬断念したオランド氏の後継者として予備選を戦ったが、劣勢に追い込まれた。


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