インフル患者99万人 1週間で、流行拡大 

 厚生労働省は20日、今月9日~15日の1週間にインフルエンザで医療機関を受診した患者は全国で約99万人に上ったとする推計を発表した。全国約5千の定点医療機関からの報告を基に算出した。前週の約81万よりもさらに増え、厚労省の担当者は「流行が拡大している。1~2月のピークに備え、手洗いの徹底などの対策を」と呼び掛けている。

 定点医療機関から報告された患者数は1週間で1医療機関当たり15・25人。前週は10・58人だった。

 都道府県別では、愛知県が24・74人で最も多く、岐阜県(21・00人)、埼玉県(20・21人)、千葉県(20・04人)が続いた。


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