新元号、来年半ばに発表も 政府、19年元日即位案で 

11日、「講書始の儀」のため、宮殿・松の間に入られる天皇、皇后両陛下(代表撮影)

 政府が天皇陛下の退位を巡る法整備に絡み、新天皇が即位する半年から数カ月程度前に新元号を発表する段取りを描いていることが11日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。政府は「2019年1月1日の新天皇即位、同日からの新元号適用」を検討。準備期間を設け、国民生活への影響を抑えるとともに、即位と同時の改元を可能にするのが狙い。陛下は18(平成30)年12月31日に退位する想定だ。

 元号発表を前倒しすれば、カレンダーなど各種印刷物や元号を使用する公的機関などのシステム改修の時間が確保できる利点がある。


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