入院患者の朝食から塩素臭 東名古屋病院、異物混入か 

記者会見する国立病院機構東名古屋病院の今井常夫院長(左)=26日午後、名古屋市名東区

 国立病院機構東名古屋病院(名古屋市、病床数468)は26日、25日の朝食にスープを配膳された入院患者26人のうち、1人から「異臭がして味がおかしい」との訴えがあったと発表した。職員が塩素のような臭いを確認した。他に同様の訴えをした患者はおらず、健康被害は確認されていないという。

 病院は異物が混入した疑いがあるとして、愛知県警名東署に25日に通報した。同署は混入の有無も含め、詳しい状況を調べる。名古屋市は27日に食品衛生法に基づき、病院を立ち入り調査する。


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