水泳会場の客席数縮小に協力姿勢 東京五輪・パラで国際水連 

 国際水泳連盟のマルクレスク事務局長は25日、2020年東京五輪・パラリンピックの水泳会場として建設予定の「五輪水泳センター」の客席数について、現在の2万席の計画を縮小することに協力的な姿勢を示した。競泳のワールドカップ(W杯)が開かれている東京辰巳国際水泳場で取材に応じ「できる限りのことをして、実現可能な大会にしたい」と述べた。

 東京都の調査チームは、大会時に2万席とする同センターの観客席を過大と指摘し、東京辰巳国際水泳場の改修案を示している。辰巳の改修案について同事務局長は「そうした議論はしたことがない」と否定した。


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