もんじゅ、知的財産蓄積と文科省 事故経験し、一定の成果 

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 文部科学省は25日、廃炉を前提に見直し議論が進む高速増殖炉もんじゅ(福井県)の開発で得た研究成果や、今後運転を再開する場合に期待できる成果目標を検証する専門家部会を開いた。事故やトラブル対応を経験し、知的財産の蓄積と人材育成に貢献した一定の成果があったと評価した。政府が27日に開く高速炉開発会議に報告する。

 もんじゅは1995年のナトリウム漏えい事故、2010年の炉内中継装置落下事故など不祥事が続き、250日しか運転できていない。

 部会では、もんじゅを運営する日本原子力研究開発機構が達成した成果として、40%出力運転で883時間の発電をしたと報告した。