自民議席「86減」の可能性 下村氏、次期衆院選で 

 自民党の下村博文幹事長代行は24日、次期衆院選の小選挙区で自民党の獲得議席が、前回より86減る可能性があるとの見方を示した。党所属の若手衆院議員を対象に国会内で開いた研修会で、野党が候補者を一本化した場合の分析として明らかにした。

 夏の参院選で各党候補者が得た票数を衆院選に当てはめて単純比較したと説明。その結果、2014年12月の衆院選小選挙区で自民党が得た223議席(追加公認を含む)が「137になる可能性もある」と指摘し、「地道に今からしっかり準備をしておく必要がある」と引き締めた。前回、全国11ブロックの比例代表議席は計68だった。


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