2016年10月24日 05:16 | 無料公開
化粧品広告の問題表示
「たくさんの感激のお便り」と題し、体験談として「シミが薄く」などと効果・効能を強調―。化粧品の広告でのこうした表示は国の基準で禁じられているが、日本広告審査機構(JARO)などがインターネット広告やウェブサイトを調べた結果、85%が基準に抵触していたことが24日、分かった。
医薬品医療機器法(旧薬事法)の規定に基づき、日本化粧品工業連合会(粧工連)はガイドラインで「効能・効果や安全性についての体験談は認められない」と定めている。消費者保護の観点からも、広告主には正しい表現が求められそうだ。