ディラン氏「傲慢」は個人的見解 ノーベル賞選考主体が声明 

 【ロンドン共同】ノーベル文学賞の選考主体スウェーデン・アカデミーは22日、今年の授賞が決まったことに沈黙を続けている米シンガー・ソングライター、ボブ・ディラン氏をアカデミーのメンバーの一人が「無礼かつ傲慢だ」と批判したことについて「個人的な見解でアカデミーの公式の立場ではない」とする声明を発表した。

 アカデミーはディラン氏に授与の連絡もできずに、17日の時点で連絡を断念。アカデミーのペール・ウェストベリ氏は21日、地元テレビでディラン氏を批判し「ノーベル賞を欲しくないのだろう。自分はもっと大物だと思っているのかもしれない」などと述べた。


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