2016年10月23日 19:37 | 無料公開
那覇市の国際通りで一斉演武を披露する空手愛好者=23日午後
2020年東京五輪の追加種目に決まった空手の発祥の地である沖縄県をアピールしようと、県などは23日、那覇市の中心部・国際通りで一斉演武を開催した。国内外の空手愛好者3973人が息の合った演武を披露し、ギネス世界記録に認定された。
観光客に人気の国際通りはこの日、真っ白な道着姿の参加者で埋まり、「エイヤッ」の掛け声でそろって拳を突き出した。演武が決まると、沿道からは大きな拍手が送られた。
沖縄伝統空手道振興会の喜友名朝孝理事長(77)は「達成できて大変うれしい。『空手の発祥地・沖縄』を世界に新たに発信できた」と笑顔で話した。