避難所の物資支援本格化、鳥取 震度1以上140回超 

鳥取県北栄町役場でブルーシートを受け取る人たち=22日午前

 鳥取県中部の倉吉市と湯梨浜町、北栄町で震度6弱を観測した地震で、県は22日、各自治体が運営する避難所などに食料や毛布などの物資の支援を本格的に始めた。6弱を観測した3市町と、三朝町などを中心に避難者数は同日午前7時時点で計2862人。一部で車中泊をした被災者もおり、県は避難状況や健康状態の把握を進める。

 気象庁によると、21日に震度6弱を記録して以降、震度1以上の地震は140回以上発生した。うち6弱が1回、4が6回、3が20回に上った。「今後1週間ほど震度6弱程度の地震に注意が必要」としている。


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