民進、蓮舫氏の東京比例1位検討 次期衆院選、反発も 

 民進党執行部が、次期衆院選で参院からのくら替えに意欲を示す蓮舫代表について、比例代表単独で立候補し、東京ブロックの名簿登載順位1位とする案を検討していることが分かった。党関係者が21日明らかにした。ただ党内からは「党首なら小選挙区で戦うべきだ」(都連関係者)と反発する声も出ており、曲折が予想される。

 執行部は当初、東京の小選挙区を検討した。しかし、多くが現職や公認内定者で埋まっているため、東京ブロックの比例単独候補とする案が有力になった。蓮舫氏は7月の参院東京選挙区で約112万票を得ており、票の底上げが期待できるとの判断もあるという。


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