中国、邦人1人の死刑執行 広東省、覚醒剤事件 

 【広州共同】中国広東省東莞市で20日午後、薬物売買の罪で死刑が確定していた日本人の男に刑が執行された。中国での日本人への死刑執行は、1972年の日中国交正常化後で7人目。日中関係筋が明らかにした。

 同筋などによると、男は東莞市で計約8キロの覚醒剤を購入したとして、2011年に死刑判決を受けた。共犯の別の男には執行猶予付きの死刑判決が言い渡された。

 中国は薬物犯罪に対して厳罰で臨んでおり、50グラム以上の覚醒剤密輸は最高刑で死刑。


  • LINEで送る