2016年10月20日 10:25 | 無料公開
警察庁は20日、交通ルールやマナーをまとめた「交通の方法に関する教則」を改正、自動ブレーキなどを備えた先進安全自動車(ASV)を運転する際、自動運転機能を過信しないよう呼び掛ける内容を盛り込んだ。ヘッドライトを上向きにするハイビームの活用も明記。教則に強制力はないが、10月下旬に公布、来年3月12日に施行し、一層の安全運転を求める。 ドライバーが操作しなくても走行する自動運転車の開発を自動車メーカー各社が競う中、自動ブレーキなどへの過信が原因とみられる事故が昨年12月から今年6月までに国内でも2件発生しており、ドライバーの注意喚起が必要と判断した。