医師、歯科医師30人を処分 免許取り消しや業務停止 

 厚生労働省は30日、刑事事件で有罪判決が確定するなどした医師15人、歯科医師15人の計30人を免許取り消しや業務停止とする行政処分を決めた。内訳は免許取り消しが1人、業務停止3年が5人、同2年が3人、同1年以下が21人。10月14日に発効する。

 免許取り消しになったのは、東京都千代田区で経営する医療機関の女性従業員に、健康診断と偽って胸を触ったとして準強制わいせつ罪に問われ有罪が確定した木村憲治医師(69)。

 タレントとして活動し、診療報酬の不正受給事件で逮捕され詐欺罪で有罪となった脇坂英理子医師(37)は業務停止3年となった。


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