中毒死、大量の医療廃棄物押収 事件との関連捜査、神奈川県警 

 横浜の点滴連続中毒死事件で、殺人容疑で捜査している神奈川署特別捜査本部が、大口病院から大量の医療廃棄物を押収していたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。事件に関連するものがないか分析を進める。

 特捜本部によると、23日から1週間で、捜査員は延べ460人投入。看護師を含む病院関係者や出入り業者ら延べ40人から事情を聴き、病院周辺の6カ所に設置された防犯カメラを調べた。

 捜査関係者によると、八巻信雄さん(88)が死亡した20日以降、ごみ捨て場から医療廃棄物をまとめて押収した。


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