気球が飛ぶまち条例施行 全国初、兵庫・加西 

兵庫県加西市の農道に浮かぶ熱気球=3月(「かさい熱気球サポータークラブ」提供)

 兵庫県加西市は10月1日、熱気球が飛行できる環境を守り伝えていくことを目的とした「気球の飛ぶまち加西条例」を施行する。ブランド酒米「山田錦」の産地で田園地帯が広がり、風も穏やかで、飛行の好条件がそろい愛好家の注目を集める。市は条例制定を機に、観光客誘致や地域活性化に期待を寄せる。

 市によると、熱気球に関する条例は全国初。「豊かな自然や気球が浮かぶ風景を大切な財産と認識し、まちづくりを進める」との理念を掲げ、気球チームが安全な飛行に努めることも明記した。


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