四国電は純利益45億円予想 17年3月期、伊方再稼働で 

記者会見する四国電力の佐伯勇人社長=30日、高松市

 四国電力の佐伯勇人社長は30日、2017年3月期連結決算の純利益が45億円となる見通しを発表した。停止していた伊方原発3号機(愛媛県伊方町)が今年8月に再稼働し、火力発電の燃料費減が見込めるため。16年3月期の111億円からは減益となるが、通期として3年連続で黒字を確保する。

 四国電はこれまで、伊方3号機の具体的な再稼働時期が見通せないとして、17年3月期の損益予想を未定としていた。16年9月中間連結決算の純損益はゼロと予想した。


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