東京パラへ「大きな一歩」 ボッチャ日本代表が会見 

リオ・パラリンピックで銀メダルを獲得したボッチャ日本代表の(前列左から)木谷隆行、藤井友里子、広瀬隆喜、杉村英孝ら=27日、東京都港区

 リオデジャネイロ・パラリンピックのボッチャのチーム(脳性まひ)で同競技初のメダルとなる銀に輝いた日本代表が27日、東京都内で記者会見し、主将の杉村英孝(伊豆介護センター)は「2020年(東京大会)に向けてはメダルが必要だった。日本ボッチャ界にとって大きな一歩を踏み出すことができた」と喜びを語った。

 2大会ぶりの代表選出だった木谷隆行(太陽の家)は「8年分のうれしさがあった」と実感を込めた。藤井友里子(北陸銀行事務センター)は「うれしい半面悔しい」と金を逃した思いも口にした。

 杉村は「ブームを終わらせるわけにはいかない」と普及活動にも意欲を見せた。


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