ロッテ創業者の事実婚相手を起訴 在宅で韓国検察 

1970年代に「ミス・ロッテ」に選ばれた後女優として活動した徐美敬氏=1976年9月(聯合=共同)

 【ソウル共同】韓国ロッテグループ経営陣の背任容疑などを捜査中の韓国検察は27日、創業者の重光武雄(韓国名・辛格浩)氏(93)の事実婚相手の徐美敬氏(57)を、贈与に絡む税を脱税したとの特定犯罪加重処罰法違反罪で在宅起訴したと発表した。聯合ニュースが報じた。

 徐氏は日本に滞在しているとみられ、検察の捜査に応じなかった。今後、出廷も拒めば裁判所が拘束手続きを取る可能性がある。

 検察は既に、徐氏が韓国内に持つ総額3千億ウォン(約270億円)台に上るとみられる財産を差し押さえている。


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