青年海外協力隊にマグサイサイ賞 マニラで授賞式 

フィリピンのロブレド副大統領(左端)と記念撮影する北岡伸一JICA理事長(右端)、久保田賢一さん(右から2人目)らマグサイサイ賞の受賞者=31日、マニラ(共同)

 【マニラ共同】「アジアのノーベル賞」と呼ばれるマグサイサイ賞の授賞式が31日、フィリピンの首都マニラで開かれた。今年の受賞者は、国際協力機構(JICA)の青年海外協力隊など3団体と個人3人。日本人は過去に23人受賞しているが、日本の団体としては青年海外協力隊が初めて。

 式には元隊員を代表し、フィリピンで理科教師として活動した関西大教授、久保田賢一さん(66)=大阪府高槻市=と、バングラデシュに感染症対策の看護師として派遣された奈良学園大助手、田中里奈さん(32)=大阪府四條畷市=が出席。メダルと賞金3万ドル(約310万円)が贈呈された。


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