祇園をどり準備華やかに、京都 舞妓らが衣装合わせ 

京都五花街・祇園東の「祇園をどり」を前に写真撮影に臨む舞妓=31日、京都市

 京都五花街の一つ、祇園東が毎年11月に開く舞台「祇園をどり」を前に、京都市東山区の祇園会館で31日、芸妓や舞妓の衣装合わせがあり、華やかな着物姿でポスターやパンフレット用の写真撮影に臨んだ。

 今年の演目は「歓無極園賑」。祇園祭の際に芸妓が仮装して町を練り歩いたという行事「ねりもの」を題材とし、芸妓と舞妓16人が出演する。

 この日は、舞妓4人が立ち位置や扇子の持ち方の指導を受けた。4回目の出演という舞妓の富津愈さん(19)は「何度やっても緊張するが、精いっぱいお稽古を頑張りたい」と意気込んだ。

 祇園をどりは11月1~10日、祇園会館で1日2回開催する。


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