米、7月個人消費0・3%増 所得は5カ月連続プラス 

 【ワシントン共同】米商務省が29日発表した7月の個人所得・消費統計(季節調整済み)によると、個人消費支出は前月比0・3%増加した。自動車などの耐久財が好調だった。一方、雇用の力強い改善を背景に個人所得は0・4%増となり、5カ月連続で増加。消費支出、所得の伸びともに市場予想と一致した。

 個人消費は、前月の0・5%増から0・2ポイント低下したが、堅調な伸びを維持しており、引き続き経済成長を下支えすることが期待されそうだ。

 米連邦準備制度理事会(FRB)が物価の目安とする個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で0・8%上昇した。


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