2016年8月29日 09:14 | 無料公開
台風１０号の予想進路（２９日９時現在）
大型で非常に強い台風１０号は２９日、東京・八丈島の南海上を北寄りに進んだ。３０日には進路を変えて北日本から関東に接近、強い勢力で暴風域を伴ったまま上陸する恐れがある。気象庁は北日本を中心に大荒れの天候となる可能性があるとして、警戒を呼び掛けている。
気象庁によると、台風１０号は２９日午前９時現在、八丈島の南南東約３５０キロを時速約２５キロで進んだ。中心気圧は９４５ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は４５メートル、最大瞬間風速は６０メートル。中心の南東側１５０キロ以内と北西側１１０キロ以内では風速２５メートル以上の暴風となっている。
