いじめ苦の書き置き、青森 自殺の中1男子 

青森県東北町

 青森県東北町の町立上北中1年の男子生徒(12)が自殺した問題で、生徒の遺書とみられる書き置きが自宅で見つかり、いじめを理由に自殺するとの内容が記されていたことが28日、関係者への取材で分かった。生徒の母親は6月に「同級生から嫌がらせを受けている」と学校に相談しており、町教育委員会が自殺の原因を引き続き調べる。

 関係者によると、書き置きは24日、両親が自宅で生徒の遺品を整理した際に見つけた。はがき大サイズの用紙5~6枚で、両面に生徒の直筆とみられる文章がつづられていた。「いじめがなければもっと生きていた」との趣旨の記述などがあったという。


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