警官居眠り、少年一時逃走 両親説得、署に戻る 

 兵庫県警は27日、暴行容疑で逮捕した神戸市中央区の専門学校生の少年(18)が監視役の男性巡査(20)が居眠りをした隙に、生田署(同区)から一時逃走したと明らかにした。少年は約25分後に署に戻り、別の署員に取り押さえられた。

 生田署によると、逮捕後の取り調べが終了した午前6時20分ごろ、巡査が居眠りした隙に取調室を抜け出して両親と携帯電話で連絡を取り、JR三ノ宮駅付近に迎えに来てもらっていた。逃走したことを知った両親が説得し、署に連れ戻した。

 少年は腰縄をつけられていたが、自分で外していた。手錠はしていなかった。「家に帰って寝たかった」と話しているという。


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