2016年8月26日 20:07 | 無料公開
富士山の夏山シーズンの終わりを告げる「吉田の火祭り」＝２６日夕、山梨県富士吉田市
世界文化遺産・富士山の麓の山梨県富士吉田市で２６日夜、夏山シーズンの終わりを告げる「吉田の火祭り」が開かれ、勢いよく燃えるたいまつの炎に訪れた人が見入った。
北口本宮富士浅間神社に続く国道沿いには、アカマツやヒノキを束ねた高さ約３メートルのたいまつ９０本が並んだ。太陽が沈みきった午後６時半ごろ、順番に点火されると、炎を写真に撮ろうと一斉にシャッターが切られ、歓声が上がった。
４００年以上の歴史がある火祭りは「日本三奇祭」の一つとされ、富士山が噴火しないようにとの願いを込めて行われる。
