伊方原発3号機、設備で水漏れ 運転への影響なし、四国電 

伊方原発3号機の設備でのトラブルについて、記者会見する愛媛県と四国電力の担当者ら=26日午後、愛媛県庁

 愛媛県と四国電力は26日、再稼働した伊方原発3号機(同県伊方町)で、純水を扱う建屋にある配管のつなぎ目から水が漏れるトラブルがあったと発表した。放射性物質の漏れや、運転への影響はなく、9月7日に予定している営業運転の日程に変更はないとしている。

 トラブルがあったのは原子炉がある建屋とは別の建屋。既に水の流れを止め、漏れはない。

 3号機は2011年4月に定期検査で停止したが、昨年、原子力規制委員会の審査に合格し、伊方町長、県知事が再稼働に同意して、今月12日に再稼働した。規制委の最終検査後、営業運転に移る見通し。


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