土居年樹氏が死去 天神橋筋商店街を振興 

死去した土居年樹氏

 日本一長いといわれる天神橋筋商店街(大阪市)の振興や、上方落語の定席「天満天神繁昌亭」の開館に尽力した天神橋筋商店連合会の前会長土居年樹(どい・としき)氏が23日午後9時25分、前立腺がんのため大阪市城東区の病院で死去した。79歳。大阪市出身。葬儀・告別式は26日午後0時半から同市北区天神橋4の6の42、公益社天神橋会館で。喪主は長男由憲(よしのり)氏。

 19歳の頃から同商店街の陶器店で働く傍ら、1981年に空き店舗を活用した日本初の「商店街立」カルチャーセンター開設に関わった。鳥居型アーケードなど、斬新なアイデアを次々に実践。


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