ベンダース監督作など20本 ベネチア映画祭コンペ部門 

 【ローマ共同】8月31日にイタリアで開幕する第73回ベネチア国際映画祭の事務局は28日、主要賞を競うコンペティション部門に、ドイツの名匠ビム・ベンダース監督や米国の新鋭デイミアン・チャゼル監督らの新作20本を選んだと発表した。

 コンペ部門の審査員長は「アメリカン・ビューティー」の英国人監督サム・メンデスさん。

 日本からは、賞の対象外で川村泰監督のアニメーション「GANTZ O」(10月14日公開)が上映されるほか、独創的な作品を集めるオリゾンティ部門に、貫井徳郎さんのミステリー小説を映画化した石川慶監督の初長編「愚行録」(来年公開)が選ばれた。


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