2016年7月27日 00:07 | 無料公開
三菱UFJフィナンシャル・グループなど大手3銀行グループの2016年4~6月期連結決算の純利益が、前年同期比3割減の計5千億円規模になる見通しとなったことが26日、分かった。日銀のマイナス金利政策で、貸し出しによる利ざやが縮小した。 グループ別の純利益は三菱UFJが1800億円台、三井住友フィナンシャルグループが1800億円超、みずほフィナンシャルグループが1200億~1300億円程度となったもようだ。 利ざやが縮小しているだけでなく、企業や家計向けの貸し出し自体も伸び悩んでいる。英国の欧州連合(EU)離脱による株式市場の混乱も逆風。