H2Bロケットを公開、三菱重工 こうのとり打ち上げへ 

三菱重工業が公開した、無人補給機「こうのとり」6号機を打ち上げるH2Bロケットの1段目のエンジン部分=26日午後、愛知県飛島村の同社飛島工場

 三菱重工業は26日、国際宇宙ステーションに物資を届ける無人補給機「こうのとり」6号機を打ち上げるH2Bロケットを飛島工場(愛知県飛島村)で報道陣に公開した。打ち上げは10月1日未明で、ステーションに滞在中の大西卓哉さん(40)がロボットアームでつかみ、ドッキングさせる作業を担う可能性がある。

 公開されたのは全長約57メートルの機体のうち、こうのとりを格納する先端部を除いた約42メートルの主要部で、直径約5・2メートルの1段目と、直径約4メートルの2段目に分かれている。7月30日に鹿児島県の種子島宇宙センターに向けて船で輸送し、現地で組み立てる。


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